【作品貸出】「九州・沖縄の力」展

鳥巣水子 藍絣花織帯地「ステンドグラス」1981年、当館蔵

鳥巣水子 藍絣花織帯地「ステンドグラス」1981年、当館蔵

伝統工芸のわざを競う公募展のひとつ「西部伝統工芸展」が50回目を迎え、それを記念して特別企画展「九州・沖縄の力」が開催されています(福岡展5/26~5/31[福岡三越9階 三越ギャラリー]、熊本展6/17~6/22[鶴屋百貨店 東館7階 鶴屋ホール])。

九州・沖縄の土地の力を再認識するために古美術品・物故者の作品などを展示しようとの企画。当館の収蔵品からもご紹介いただき、染織と人形を計8点出品しております。他にも普段はなかなか目にすることのできない工芸作品がたくさん展示され、眼福の極み。伝統工芸の「いま」を切り拓こうと切磋琢磨する作家たちの作品と、先人たちの尊敬すべき仕事の数々を、どうそあわせてご堪能ください。驚くべきことに入場無料です。(竹口)

 

当館からの出品作品
森山虎雄(初代) 久留米絣着尺「蚊絣」
松枝玉記 久留米絣着物「島」
古博多織帯
小川善三郎 献上博多織帯「五献立八寸名古屋帯」
高木秋子 木綿地風通織着物「ミモザの季節」
鳥巣水子 藍絣花織帯地「ステンドグラス」
宗七焼 「在原業平像」
鹿児島寿蔵 紙塑人形「車興し」

 

第50回記念西部伝統工芸展
→ http://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/seibu/50
*特別企画展「九州・沖縄の力」は福岡・熊本会場のみで、大分には巡回しません。

九州芸文館で2000年後の筑後に出合う

★R0045567

セザンヌの絵を見ていると、まるで眼が体から解き放たれて画布の向こうの山々を自由に飛び回っているような気がしてワクワクぞくぞくします。九州芸文館で開催中の「2000年後のピラミッド 柴川敏之展」を観ていると、眼を体から解き放ち、建物の屋根をやぶって空高くから俯瞰するように導かれ、想像力を時間から解き放ち、2000年前と2000年後を行き来するように導かれます。この知的で刺激的な遊びは「ここ」に立つ私たちに多くのことを気付かせてくれるでしょう。

会場では当館所蔵の髙島野十郎作品など7点もコラボ展示。柴川さんによる「化石」作品といっしょにお楽しみください。明後日2月15日まで開催中です。(竹口)

★R0045545

★R0045579

★R0045590

2000年後のピラミッド 柴川敏之展
2014年12月23日~2015年2月15日
入場無料

九州芸文館
福岡県筑後市大字津島1131
TEL 0942-52-6435

【作品貸出】松枝玉記の久留米絣

70093_01

松枝玉記 久留米絣着物「寿筵」1967年、当館蔵 *前期のみ展示

福岡県大川市にある大川市立清力美術館にて「筑後にながれる機の音 久留米絣展」が1月8日(木)~2月22日(日)に開催されます。筑後の地で江戸時代からつくりつづけられる久留米絣は、その丈夫さと青と白を基調にした清澄なうつくしさゆえ日常着としてはもちろんおしゃれ着としても親しまれ、最近ではまた若者を中心に注目されてさまざまなファッションアイテムにその技術が活かされるようになってきました。

知っているようで意外と知らないその久留米絣の魅力を、初期の貴重なものから昭和30年代のものを中心にたっぷりと紹介しようという展覧会。シンプルだったり、ダイナミックだったり、キュートだったり、久留米絣のうつくしさを間近に感じてもらえます。

当館からは松枝玉記(1905-89)の久留米絣着物「寿筵」「献穀」、久留米絣着尺「蓮文(青)」「風と光」を出品。会期中展示替えがありますのでご確認ください。(竹口)

松枝玉記 久留米絣着尺「蓮文(青)」1965年、当館蔵 *前期のみ展示

松枝玉記 久留米絣着尺「蓮文(青)」1965年、当館蔵 *前期のみ展示

松枝玉記 久留米絣着物「献穀」1976年、当館蔵 *後期のみ展示

松枝玉記 久留米絣着物「献穀」1976年、当館蔵 *後期のみ展示

 

筑後にながれる機の音 久留米絣展

2015年1月8日(木)~2月22日(日)
*前期は2月1日まで、2月3日から後期
*休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)
200円
*15名以上の団体料金は150円
*中学生以下、障害者手帳の交付を受けている方は無料

大川市立清力美術館
福岡県大川市大字鐘ヶ江77-16
tel 0944-86-6700

【作品貸出】髙島野十郎作品など7点を九州芸文館に

九州芸文館で12月23日より開催する「2000年後のピラミッド 柴川敏之展」に、当館所蔵作品7点が出品されます。

・髙島野十郎「蝋燭」大正期、油彩・板
・髙島野十郎「洋梨とブドウ」昭和16年(1941)、油彩・画布
・坂本繁二郎「能面」昭和30年(1955)、油彩・画布
・舟越保武「原の城」昭和39年(1964)、ブロンズ
・冨永朝堂「卑弥呼」昭和46年(1971)、ブロンズ
・豊福知徳「継続」昭和48年(1973)、ブロンズ
・豊福知徳「構成」昭和37-48年(1962-73)、木彫・着色

髙島野十郎「洋梨とブドウ」

髙島野十郎「洋梨とブドウ」

髙島野十郎「蝋燭」

髙島野十郎「蝋燭」

 

どうぞお見逃しなく。

「2000年後のピラミッド 柴川敏之」展
会期/2014年12月23日(火・祝)~2015年2月15日(日)
会場/九州芸文館 〒833-0015 福岡県筑後市大字津島1131
*展覧会の詳細については→こちら

(高山)

 

【貸出情報】岡田三郎助「婦人像」

(2)岡田三郎助「婦人像」

岡田三郎助「婦人像」  明治42年(1909) 第12回白馬会展 油彩・画布 40.8×52.9cm

 

たびたびこのHPにも登場している本作、岡田三郎助「婦人像」ですが、現在佐賀県立美術館で開催中の展覧会「岡田三郎助 エレガンス・オブ・ニッポン」展にて展示されています(9月19日~11月16日まで)。

岡田三郎助の個展が開催されるのは実に20年ぶりで、合計192点もの作品があつまった過去最大規模の展示です。優美な「岡田式美人」のスタイルが確立した頃の本作、そしてその後の岡田芸術がどのような深まりをみせたのか。ぜひ佐賀県立美術館でご堪能ください。

詳しくはこちら→

所蔵品200選 岡田三郎助「婦人像」

(高山)

【岡田三郎助 エレガンス・オブ・ニッポン】 展覧会HP

佐賀県立美術館 2014年9月19日(金)~2014年11月16日(日)

【貸出情報】岡田三郎助「婦人像」

福岡県立美術館は休館中ですが、ケンビの所蔵作品を別の場所で見ることができます。

今回、ご紹介するのは、岡田三郎助「婦人像」(1909年)。本作が展示されている「熊本─東京 画家たちの上京物語」が熊本県立美術館で8月31日(日)まで開催中です。

岡田三郎助 「婦人像」1909年、福岡県立美術館

岡田三郎助 「婦人像」1909年、福岡県立美術館

 

岡田三郎助は佐賀出身の洋画家で、「婦人像の岡田」「裸婦の岡田」として名を馳せました。本作はこの評価が確立したころのもので、優美でロマンティックな、岡田らしい画風で描かれています。

詳しくはこちら⇒
所蔵品200選 岡田三郎助「婦人像」

(M.F)

【 熊本─東京 画家たちの上京物語 】 展覧会HP
熊本県立美術館 2014年7月19日(土)~2014年8月31日(日) *毎週月曜日休館

カテゴリー

アーカイブ

開催中の展覧会

展覧会

第14回 姚明中国水墨画書道研究会展 開催中

  • 会期平成29年11月21日(火)〜
      平成29年11月26日(日)
展覧会
水木しげるとその作品たち 1  2010年頃
©水木プロダクション

追悼水木しげる ゲゲゲの人生展 開催中

  • 会期平成29年10月27日(金)〜
      平成29年12月10日(日)
展覧会
柴田高志《櫂》2017年

郷土の美術をみる・しる・まなぶ 番外編
ARS/NATURA -「風景」の向こう側- 開催中

  • 会期平成29年10月7日(土)〜
      平成29年11月26日(日)

人気のある記事

ケンビブログ

【水木展】開幕間近!前売券販売情報

平成29年10月27日(金)より、「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」がいよいよ開幕を迎えます! 美術館の正面玄関前には展覧会の大きな看板が設置され、来館される皆さまを楽しげにお迎えしております。ご来館…

ケンビブログ

【水木展】関連イベントのご案内

現在、「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が3階展示室にて開催中です。 期間中さまざまな関連イベントを開催いたしますので、ぜひご参加ください! 今後のイベントスケジュールは以下のようになっております。(…

ケンビブログ

現在展示中の高島野十郎作品

現在、福岡県立美術館では郷土の美術をみる・しる・まなぶ番外編 ARS/NATURA―「風景」の向こう側―展を好評開催中ですが(~11月26日まで)、その会場内に下記の7点の高島野十郎作品を展示いたして…