郷土の美術をみる・しる・まなぶ 番外編
ARS/NATURA -「風景」の向こう側-

  • 会期
  • 平成29年10月7日(土)〜11月26日(日)
  • 休館日
  • 月曜 (ただし、祝休日の場合は翌平日)
  • 開館時間
  • 10:00〜18:00 (入場は17:30まで)
  • 会場
  • 福岡県立美術館 4階展示室
  • 料金
  • 一般:300円 (200円)  高大生:140円 (100円)  小中生:60円 (50円)
    ※( )内は20名以上の団体料金
    次の方は無料=身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者/教職員が引率する小・中・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の児童生徒及びその引率者/土曜日来場の高校生以下の方

騒めく木々に、揺れる水面。峻厳たる山々に、雄大なる海原、浩浩たる天空。私たちは、私たちをとりかこむ諸々の現象、事物――それらをここではまとめて「自然」と呼びましょう――を「風景」あるいは「山水」などと名づけ、描き留めてきました。長い歴史のなかで、人間が、自然を、その欠片を表してきた様々な作品の中には、自然への憧憬あるいは畏怖、好奇心や所有欲などの様々な感情を見出すことができます。それはとりもなおさず、私たちがどのように自然と向き合ってきたかの現れでもあります。

「ARS/NATURA ―「風景」の向こう側―」展では、福岡を中心に活躍する現代美術の作家eito、古賀義浩、柴田高志、瀬戸口朗子の作品、そして福岡県立美術館のコレクションにより、自然をめぐる美術の諸相をご紹介します。油彩画から日本画、彫刻、ドローイング、インスタレーション、あるいは江戸時代の生写図や粉本などの絵画資料類まで、様々な作品を通じて、人と自然の関係、そして今を生きる私たちにとって自然とは何か、そのありようを提示することを試みます。

出品予定作品:
古賀義浩、瀬戸口朗子、柴田高志、eitoの4名の現代美術作家の新作・旧作と坂本繁二郎、児島善三郎、髙島野十郎、野見山暁治、水上泰生、尾形家絵画資料など福岡県立美術館収蔵作品。

ars(アルス)
「art(アート)」の語源となるラテン語であるが、日本語でいうアート(美術、芸術)より広い意味を持ち、自然に対置される人間の「技」や「技術」、「学問」を総括する意味があったという。
natura(ナートゥーラ)
「nature(自然)」の語源となるラテン語であり、「生まれる、生ずる」の意味を持つnasciあるいはnascorに由来し、「出生」、「本性」、「天性」あるいは「自然」、「森羅万象」などを意味した。

arsとnaturaは対置される概念であり、美術と自然の関係は、その根底にある種のジレンマを孕む複雑なものでもある。しかし、そのような複雑さを超えて、人々はarsを介して、本質的には人の手には掴みえぬ自然を捉えようとしてきた。

柴田高志《櫂》2017年

柴田高志《櫂》2017年、作家蔵

髙島野十郎《筑後川遠望》1949年頃、福岡県立美術館所蔵

髙島野十郎《筑後川遠望》1949年頃、福岡県立美術館所蔵

 

※会期中イベント開催予定

 

開催中の展覧会

展覧会
大黒愛子「New York in New York」(部分)1990-91年、水彩、パステル、紙

コレクション展Ⅱ 特集
風景をとらえる 開催中

  • 会期平成29年6月24日(土)〜
      平成29年8月31日(木)