福岡県立美術館
Fukuoka Prefectural Museum of Art
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コレクション展Ⅲ 特集

美術館は動物園!

板谷 房「春」1963年、当館蔵
板谷 房「春」1963年、当館蔵

動物は古来、絵画や工芸品の重要なモチーフの一つです。古代中国からめでたいしるしとされた想像上の龍や鳳凰をはじめ、武勇を示す獅子や虎、長寿を表す鶴亀、あるいは十二支など、多種多様な動物たちが描かれ、文様や意匠に取り入れられてきました。
近現代の絵画や彫刻等においても、人間と近しい仲間として、逆に脅威の存在として、また情景の中で象徴的に、ときに愛らしく、ときに猛々しく、バラエティ豊かに表現されています。
本展では、「尾形家絵画資料」(江戸時代に福岡藩へ絵師として代々仕えた尾形家による写本類)と「久我コレクション」(九州の古陶磁)という、古美術コレクションはもちろんのこと、近現代の洋画、日本画、彫刻、工芸からも、動物を扱った様々な作品が約100点、大集合します。多彩な魅力に満ちた日本美術の豊かな一側面を、時代や分野を超えて、じっくり楽しく鑑賞いただける機会となるでしょう。

※学芸員によるギャラリートーク: 毎週土曜日午後2時~

八代焼「象嵌馬文菱形水指」19世紀、当館蔵
八代焼「象嵌馬文菱形水指」19世紀、当館蔵
津上昌平「愛犬」昭和5年(1930)、当館蔵
北島勝永「虎図」江戸時代後期、当館蔵
松本英一郎「さくら・うし」平成2年(1990)、当館蔵
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