2014年11月6日
街の様相もすっかり変容し、いよいよ芸術の秋本番です。
いよいよ、11月8日(土)に「草月流 秘蔵コレクション展」が開幕します。
現在、ケンビでは展覧会の準備中です。(1階のクガニール展、4階のとっとっと展は開催中です)
「草月流」と聞くと「いけばな」を連想する人が多いと思いますが、草月流創始者の勅使河原蒼風(てしがはら そうふう)はいけばな以外にも書、絵画、オブジェなど多彩なジャンルの作品を発表しました。また彼の ”眼” によって蒐集された美術作品の数々は代々の家元により豊かにそして大切に継承されてきました。今回は三代家元たちの作品とその美術コレクションの一部を皆様に紹介する展覧会です。
展覧会を彩る企画として、会場には竹のインスタレーションが出現します。今回、草月会福岡県支部の方々が「温故知新」をテーマに展覧会開幕に向けて絶賛製作中です。少しだけその模様をご紹介します。
いろいろな形状にカットされた竹。この竹は国産の真竹を100本使用しています。
長いもので5メートルを超えるので数人で運搬します。ケンビの大階段でどうにか3階に入れることができたものも。運ぶにも一苦労です。のこぎりやドリルも使用し、「体力勝負ですよ」と笑顔で語る草月会の皆さん。
さて、どんな作品が完成するのか。それは会場でぜひお楽しみください。(作品は展覧会場にあるので入場券が必要です)
「草月流 秘蔵コレクション展」へのお越しをお待ちしています。<新谷>