2014年12月3日
現在、福岡県立美術館4階で開催中の「コレクション展連続企画2014-15 第1弾 特集・福岡の近代洋画」の出品作品目録です。ご覧になりたい作品があるか、チェックしてみてください!
みなさまのお越しをお待ちしております。
Ⅰ 回顧―福岡県立美術館のあゆみ
・青木繁「わだつみのいろこの宮(下絵)」1907年
・宇治山哲平「やまとごころ」1985年
・大内田茂士「対馬の石垣」1975年、第7回改組日展
・古賀春江「窓」1927年、第14回二科展
・児島善三郎「代々木の原」1934年、第5回独立展
・髙島野十郎「すいれんの池」1949年
・髙島野十郎「蝋燭」制作年不詳【2013年度新収蔵作品】
・髙島野十郎「煙草」制作年不詳【2013年度新収蔵作品】
・中村研一「サイゴンの夢」1947年、第3回日展
・中村琢二「波勝崎」1973年、中村琢二自迸展【2013年度新収蔵作品】
・中村琢二「西伊豆」1987年、第49回一水会展
・野見山暁治「蔵王」1966年、第7回現代日本美術展
・柳瀬正夢「波止場のI氏」1922年
Ⅱ 二科と福岡
1. ①二科会の設立
・阿部金剛「Rien No.1」1929年、第16回二科展
・梅原龍三郎「椿(マジョリカ壷)」1931年 [寄託作品]
・古賀春江「漁夫」1929年、第16回二科展
・古賀春江「埋葬」1922年、第6回来目会展
・児島善三郎「梳る女」1926年、第15回二科展
・坂本繁二郎「巴里の乞食」1923年
・田崎廣助「朝顔」1929年、第16回二科展
・藤島武二「山中湖畔の朝」1916年
②二科設立の背景―官展アカデミズム
・斧山萬次郎「樹蔭の裸婦」1921年
・佐々貴義雄「西鮮の娘」1938年、第2回新文展
・多々羅義雄「千葉の晩春」1921年、第3回帝展
・手島 貢「母子」1942年、第5回新文展
・中村研一「吉田トキ氏の肖像」1920年 [寄託作品]
・中村琢二「黄いろいうちは持つ婦人像」1943年、第6回新文展
・光安浩行「女像」1938年、第34回太平洋展
・山喜多二郎太「博多湾」1932年、山喜多二郎太遺作展
・吉田博「穂高の春」1915年
2.二科と福岡―二科西人社の設立
・青木 寿「自動車と其他」1933年、第20回二科展
・池上丁一「庭潦」1943年頃
・石橋美三郎「子供(雪雄の像)」1929年
・伊藤研之「風景」1931年、第18回二科展
・伊東静尾「黄櫨」1935年、第22回二科展
・坂本繁二郎「柿」1925年、第12回二科展
・真隅太荘「漁村」1931年、第18回二科展
・松田諦晶「櫨紅葉(音羽護国寺)」1914年
3. 二科の拡がり
①独立美術協会
・赤星 孝「いたましき」1957年【2013年度新収蔵作品】
・足達 襄「イタリア壺のポピー」1998年、個人蔵
・熊代 駿「対話」1958年、第26回独立展(独立賞)
・児島善三郎「東風」1939年、第9回独立展 [寄託作品]
・児島善三郎「バラ(赤絵の壷にバラ)」1960年 [寄託作品]
・古川吉重「向進」1956年、第25回独立展、個人蔵
・松本英一郎「敗走者」1958年、第26回独立展
②一水会
・田崎廣助「阿蘇山」制作年不詳
・中村琢二「仙丈岳を望む」1975年、中村琢二自迸展
③二紀会
・青木 寿「旅」1984年、第38回二紀展(黒田賞)
・坂 宗一「砂湯」1962年、第16回二紀展
・永淵純一「化石シリーズ(魚)A」1984年、第6回現代日本絵画展
4. 二科の戦後
・伊藤研之「野」1948年、第33回二科展
・伊東静尾「泥B」1964年、第49回二科展
・井上三綱「駆ける」1959年
・大石 隆「磨崖仏」1973年、第58回二科展
・古賀耕児「扉」1969年、第54回二科展
・酒見敏雄「女達」1956年、第41回二科展(二科賞)
・坂本繁二郎「月」1966年 [無量壽院寄託]
・坂本繁二郎「放牧場」1967年
・田島憲治「自転車」1971年、第13回全九州沖縄二科西人社展(二科西人社賞)
・寺田健一郎「夏の庭」1968年
・寺田竹雄「楽屋」1972年、第57回二科展
・長谷川陽三「耕到天Ⅱ・赤」2005、第91回二科展(2006年遺作出品) 【2013年度新収蔵作品】
・山口長男「居」1963年
Ⅲ 新収蔵品(日本画)
・蓮尾辰雄「母子像」1975-1984年 【2013年度新収蔵作品】
・上田宇三郎「タバコ」1938年 【2012年度新収蔵作品】
・上田宇三郎「あじさい」1955-1964年【2013年度新収蔵作品】
Ⅳ髙島野十郎の描く花
・髙島野十郎「睡蓮」1975年、絶筆
・髙島野十郎「こぶしとリンゴ」1966年頃
Ⅴ特別出品
・柴川敏之「出現Ⅱ.40041111(2000年後に発掘されたルノワール絵画の化石)」2005年、作家蔵
・柴川敏之「出現Ⅱ.40080311(2000年後に発掘された人形の化石)」2008年、作家蔵
・柴川敏之「出現Ⅱ.40140111(2000年後に発掘された招き猫の化石)」2014年、作家蔵
*「2000年後のピラミッド 柴川敏之展」(12月23日~2月15日、九州芸文館)とのコラボレーション展示。