2019年10月13日(日)
「新たな髙島野十郎展」について、担当学芸員による見どころ解説の第2回目をお届けします!本展覧会のひとつのメインとしてご紹介している、驚異の新発見作品である、もうひとつの《からすうり》(昭和10年作、個人蔵)についてです。新発見の《からすうり》の画像を公開するのも、このブログ記事がまったく初めてになります。展覧会においてはじめて並ぶ、2つの《からすうり》をぜひじっくりと観察してみてください!
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現在までに当館が調査した高島野十郎の作品総数は434点です。
野十郎の名品として知られた《からすうり》は、昭和49年の野十
今回発見された《からすうり》は、画面の上部にサインがあり、カ
彼の親族が椿柑竹工房を訪ねた折のアトリエの様子を書き留めたメ
「秋の頃、カラス瓜が壁につるされていた。壁につるされたカラス
メモに記された「カラス瓜」の作品が本作だと断定する証拠はあり
新発見の《からすうり》は、上部から紡錘型に広がりながら垂れ下
に従来作とは違う魅力を新発見作は放っています。
ぜひ、皆さんの目で実際の作品をご覧ください。会期中はふたつの
2019年10月5日(土)
本日10月5日(土)に、「新たな髙島野十郎展」がオープンしました!皆様に展覧会を深く味わっていただくため、本日より会期終了後まで、髙島野十郎展に関する担当学芸員による記事を不定期でアップしていきたいと思います。
第1回目は、本展で初公開となった奇跡の新発見作品《廃墟 横浜南京町》についてです。
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今回の「新たな髙島野十郎展」でぜひともご覧いただきたい作品の
大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災で被災した
当時、野十郎はすでに個展も開き、青年画家として東京で活躍して
時事的な主題や対象を描いた野十郎の作品は、これまで見つかって
なぜ関東大震災に関わる作品を描いたのか。本作の左上にサインと
移りゆく時代や世相に関わりのない対象を描く野十郎になにがあっ
(担当学芸員/西本匡伸)
2019年10月5日(土)
本日より、「新たな髙島野十郎展―4つのキセキの物語」展を開催いたします。
本展の関連イベントとして2019年11月16日(土)に「野十郎カフェ」を開催します。このイベントは、髙島野十郎の作品や生き方について、参加者同士で気軽におしゃべりするというもので
、本日より「野十郎カフェ」の参加申し込みを開始いたします。
会場内に設置している申込用紙あるいは、こちらのHPから申込用紙をダウンロードしていただき、下記の方法のいずれかでお申込みください。申込み締め切りは11月4日(月・休)です。
申込用紙のダウンロードはこちらよりお願いします。
*野十郎カフェ申込用紙(WORD)
*野十郎カフェ申込用紙(PDF)
関連イベント「野十郎カフェ」
日時: 2019年11月16日(土)14:00-16:00
会場: 福岡県立美術館 視聴覚室
参加費: 100円(茶菓代) 定員: 30名(申込多数の場合は抽選します)
申込締切:11月4日(月・休) 当日消印有効
*申し込み方法
◎専用の「野十郎カフェ 申込用紙」に必要事項記入後、以下のいずれかで申込みください。
①展覧会場入口(4階)の受付に手渡す。
②当館宛に郵送する。
(郵送先:〒810-0001 福岡市中央区天神5-2-1 福岡県立美術館 野十郎カフェ係)
③メールに用紙を添付して送付する。
メールアドレス:info(at)fukuoka-kenbi.jp *(at)は@に置き換えて送付ください。※電話や、専用申込用紙を添付していないメールでは、申込めません。
参加が決まりました方には、当館から11月9日(土)までに参加票を送付いたします。参加が決定した方のみに通知いたしますので、抽選から漏れた方には連絡いたしません。ご了承ください。
2019年10月4日(金)
いよいよ明日、10月5日(土)より、「新たな髙島野十郎展」を開催いたします。
*展覧会チラシPDFはコチラ→yajuro2019
皆様のお越しをお待ちいたしております!