2013年11月7日(木)
美術図書室では、中学生・高校生たちの手作り新聞を掲示しています。
県美で職場体験を行った生徒のみなさんが、おススメの画家を選んで紹介しています!
作家の生い立ちや、生徒さんの視点で語る作品の魅力など、充実した内容です。 この他にも、フェルメールやゴッホなど、多数掲示しています。紹介している 画家の作品集も展示していますので、あわせてご覧になると、より一層楽しんで いただけるのではないでしょうか。(T)
2013年10月30日(水)
「なにをどんなふうに使ってもかまいません。思い思いの風景を描いてみてください」
10月27日に行ったワークショップ「わたしのなかの風景をつくろう」。講師の草野貴世さんの誘いに最初はおそるおそるだった参加者も、画材となる赤い土の懐深さになじんでいくにしたがいどんどん筆が進み(いきおい余って手形まで!)、味わい風景の数々が生まれました。
江上茂雄さんがどんなふうに絵を描いているのか想像しながらの創作。気づけばどれもこれもなんだか江上さん風(ただし写真の画伯はオリジナリティ満点!)。最後は特製の額に入れて、参加者もとてもうれしそう。
できた作品は会場横の廊下に展示しています。江上展とあわせてお楽しみください。(竹口)
2013年10月29日(火)
美術と言葉、絵と詩はもっと仲良くなれるにちがいない。
そんな想いからケンビではたびたび詩の朗読会を行ってきました。それも展示室の中、作品の横で。
今回朗読してくださったのは詩人の浦歌無子さん、松本秀文さん。それぞれ江上茂雄さんの絵から受けたインスピレーションをもとに詩を書き下ろしてくださいました。
どれもこれも印象深く、彼/彼女の詩の世界が江上さんの絵の世界と混ざり合い、どこともしれない深みへと連れ去られる、そんな40分間でした。
そして当日たまたま来てくださった同じく詩人の平地智さん。当然のように飛び入り参加を促され、最後は浦さん、松本さんに見つめられながらのトリをつとめてくださいました(笑 (竹口)
2013年10月27日(日)
10月26日(土)の午後に2013アクロス・ミュージアムコンサートin県美を開催しました。コンサートに駆けつけてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
和装の4人の登場は「素敵」のひとこと。パッヘルベルの「カノン」を筆頭に出演者オリジナルの楽曲やユーミンの名曲、そして最後は「Take5」とクラシックからジャズまで幅広い編成です。和楽器と洋楽器が奏でるハーモニーは、本当に粋で格好良くて、会場を魅了し続けました。
これが筝です。私は初めて見ました。
ケンビの大階段で演奏者の皆さまをパチリ。手前:森永基木さん(津軽三味線)、中央:月岡翔生子さん(電子ピアノ)、奥右:森下香蘭さん(ヴィオラ)、奥左:みやざき都さん(筝)
ちょっぴりオトナで素敵な空間を共有できたひとときでした。参加してくださった皆さま、演奏者の皆さま本当にありがとうございました。(新谷)
2013年10月24日(木)
「お母さんの膝の上で抱っこされてお話ししているような、そんな居心地のよい雰囲気をつくりたい」
先日行った親子のためのワークショップ「ねえお母さん、思い出の風景おしえてよ」。その企画運営を担っていた九州女子大学の学生たちが大切にしていたことです。
幼児教育を勉強している彼女たちが江上茂雄さんの絵を見て、どんなふうに感じてくれたのかもその言葉から分かります。
当日参加してくださったのは親子2組。いっしょに茂雄さんの絵を見て、お絵かきをして、そのうち公園に飛び出して、笑いあって、仲良くなって、バイバイ。
やさしく、あたたかな時間が流れていました。(竹口)
2013年10月18日(金)
受付でチケットを購入し、展覧会場に足を踏み入れた時の表情は、みんなちょっと不安げ。
「順路は?」「出品目録は?」「マナー違反しちゃいけないな」
他の来場者や作品を気遣ってくださるのはとてもうれしいこと。でも、大丈夫。心配は一つもありません。どうぞリラックスして、自由な時間を楽しんでください。
入口から入って会場をまずはゆっくり見まわしてみてください。ほら、こんなにステキな風景がひろがっていますよ。(竹口)
2013年10月14日(月)
「あ~、ここは気持ちいいなあ!」
江上茂雄さんの絵の中に入り込んで、登場人物を演じてみたらどんなお芝居になるだろう。そんな演劇ワークショップが江上展の関連イベントとして行われました。
10月12日は吉柳佳代子さん(インプロ集団 MOSAïQUES)を、10月13日は池田美樹さん(劇団きらら)を講師にお迎えしての演劇ワークショップ。アートサポートふくおかさんの企画運営により実現しました。
池田さんはワークショップの最後にこんなことを言われていました。「大人になったら雑談ってあんまりしなくなるんですけど、今日がその大切さを実感してもらえる時間になっていたらうれしいです」。
美術も演劇も、きっと「雑談」。展示室の中で友だちと話したり、絵と話したり、いろんな「雑談」を楽しんでもらえればうれしいです。(竹口)
2013年10月9日(水)
江上茂雄さんの絵は、見る人を「ああ、絵が描きたいなあ」という気持ちにかり立てるようです。
会場のなかでは日々かわいらしい「画伯」が誕生しています。
現在開催中の「郷土の美術をみる・しる・まなぶ 特別編 江上茂雄 風ノ影、絵ノ奥ノ光」はこんな気さくな雰囲気。一人でも二人でもご家族とでも、どうぞ自由な時間をお過ごしください。(竹口)