※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
担当学芸員が展覧会の魅力を語り尽くします。
観覧前、観覧後に聞くことで、展覧会をより深く楽しむことができます。
●12/23(木)14:00~
「裸婦の居場所―近代日本洋画における裸婦像の受容と展開」(担当学芸員:高山)
今でこそ、美術館で鑑賞する美術作品として全く違和感のない裸婦像ですが、西洋美術の伝統的な主題として近代日本に受容された裸婦像は、その理念や制作、発表をめぐってつねに大きな問題をはらんできました。その中で洋画家たちは、日本の文化にふさわしい裸婦像を描くために試行錯誤を重ね、その舞台設定や表現に工夫を凝らすことで、自らの作品のなかに裸婦の居場所を作り、それを「美術」として高める努力を続けてきました。今回は、「近代日本絵画の名作展」に出品されている裸婦像を取り上げつつ、裸婦像の受容とその後の展開についてお話しします。
●11/25(木)14:00~(※終了)
「近代日本画の流れと福岡県」(担当学芸員:中島)
明治から大正、そして昭和という激動の時代の中で、「日本」の名を冠するようになった日本画は、時代によって、そして画家によって様々な展開を見せました。今回のトークでは、その展開と、その中での福岡県の日本画家たちの活躍について、お話したいと思います。