福岡県立美術館
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郷土の美術をみる・しる・まなぶ2017

写真家 片山攝三 肖像写真の軌跡

片山攝三《片岡球子》 1964 当館蔵
片山攝三《片岡球子》 1964 当館蔵

武者小路実篤、志賀直哉、里見弴、白洲正子、坂本繁二郎、片岡球子、朝倉文夫、鈴木大拙、柳田國男といった文豪、美術家、思想家、学者など昭和の文化史が一望できそうなほどの豪華な顔ぶれ。およそ100名にものぼる肖像写真は、写真家片山攝三(せつぞう)(1914-2005)によって撮影されました。

1912年から福岡市内で続く家業の写真館を営みながらも、60年代頃から主に関東圏に住まう著名な文化人の元を訪れて、各人のアトリエや自宅という創作の現場でその肖像をとらえていました。しかも撮影にまつわる一切の費用は私財によってまかなわれていたのです。当初は、県立中学明善校の同級生であり当時東京国立近代美術館の事業課長を務めていた河北倫明から美術家の紹介を受けたとはいえ、その時代に福岡を拠点としながら、なぜこれほどまでに多くの大家や時代の寵児と呼ばれる人々とカメラ越しに対峙することができたのでしょうか。片山の写真を紐解くためには、写真館における営業写真の真摯な取り組みを見過ごすことはできません。

本展では、片山が「芸術家の肖像」シリーズとして発表した文化人の肖像写真を中心に、写真館での活動も併せてご紹介します。片山の肖像写真に対する姿勢とその熱意に迫ります。

■片山に撮影された主な文化人
井上三綱、小野竹喬、片岡球子、香月泰男、鏑木清方、熊谷守一、坂本繁二郎、志賀直哉、白洲正子、新村出、鈴木大拙、須田剋太、豊福知徳、中川一政、難波田龍起、平櫛田中、福田平八郎、舟越保武、武者小路実篤、柳宗悦、柳田國男、柳原義達、李禹煥ほか総勢約150名(50音順)

■関連イベント 事前申し込み不要
◎2月11日(土)14:00-/3月4日(土)14:00-
担当学芸員によるギャラリートーク 4階展示室内(要入場券)

◎2月25日(土)14:00-
講演会「片山攝三の写真館」 講師 岡部るい(当館学芸員) 4階視聴覚室

◎3月11日(土)14:00-
ピアニスト片山敬子(よしこ) アフタヌーン・ピアノコンサート 4階展示室内(要入場券)
ピアニストの片山敬子氏(片山攝三の長女)をお迎えします。展示室内で父攝三の作品と敬子氏の音楽が響きあいます。

◎3月12日(日)14:00-
座談会「私が目にした片山攝三」 4階展示室内(要入場券)
片山攝三存命時に深い関わりのあった三名を迎えて、座談会形式で片山の人物像を探ります。
ゲスト:的野恭一氏(山本文房堂取締役会長)、飯田章人氏(片山写真館代表取締役)、柴田眞理氏(片山写真館取締役)
司会:岡部るい(当館学芸員)

片山攝三《坂本繁二郎》1963 当館蔵
片山攝三《坂本繁二郎》1963 当館蔵
片山攝三《朝倉文夫》1963 当館蔵
片山攝三《朝倉文夫》1963 当館蔵
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