コレクション展Ⅰ 特集
児島善三郎と独立美術協会

  • 会期
  • 2016年5月14日(土)〜9月1日(木)
  • 休館日
  • 月曜 (ただし、祝休日の場合はその翌平日)
  • 開館時間
  • 10:00〜18:00 (入場は17:30まで)
  • 会場
  • 福岡県立美術館 4階展示室
  • 料金
  • 一般:210円 (160円)  高大生:140円 (100円)  小中生:60円 (50円)
    ( )内は20名以上の団体料金
    次の方々は無料=65歳以上の方/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者/教職員が引率する小・中・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の児童生徒及びその引率者/土曜日来場の高校生以下の方
    福岡ミュージアムウィーク期間中(5/14~22)にご来場のすべての方。
児島善三郎「静物」1949年、当館蔵

児島善三郎「静物」昭和24年、福岡県立美術館蔵

児島善三郎「東風」

児島善三郎「東風」昭和14年、個人蔵(福岡県立美術館寄託)

児島善三郎「蓮花」

児島善三郎「蓮花」昭和14年、福岡県立美術館蔵

このたびのコレクション展では、博多が生んだ洋画家・児島善三郎(1893~1962)を特集します。児島は、福岡市中島町(現・博多区中洲中島町)に生まれ、昭和5年に結成された独立美術協会のカリスマ的存在として活躍しました。西洋の模倣ではない「日本的油絵」を創造するべく、日本的な感性に立脚した装飾的表現を自らの絵画の中に取り入れた児島の作風は、独立美術協会の象徴として当時の画壇にも強いインパクトを与えました。博多の町人文化をバックボーンとしているともいえそうな、豪快な筆致と華やかな色彩からなるその作風は、時代を経た今でも全く古めかしさを感じさせず、生き生きとしたエネルギーに満ち溢れています。本展では、当館の児島善三郎コレクションを一挙に展示するとともに、赤星孝や足達襄、青柳暢夫、山田栄二など、「独立王国・福岡」を彩った作家たちの作品を紹介することで、日本的フォーヴィスムと称された独立美術協会の洋画壇における意義と、豊かな表現の魅力に迫ります。

(担当学芸員/高山百合)

 

【関連イベント】

講演会① (コレクション展×印象派展 コラボイベント)
「日本近代洋画の流れ―印象派受容から独立美術協会まで」
フランスで生まれた印象派は近代日本の美術にも大きな影響を与えました。「色彩の奇跡 印象派展」と、コレクション展「児島善三郎と独立美術協会」のコラボレーションイベントとして開催する本講演では、近代日本における印象派受容以後の洋画の流れを俯瞰的にとらえつつ、その表現の豊かな展開についてお話しいたします。
日時/2016年5月21日(土) 15:00~16:30
講師/高山百合(当館学芸員・本展担当)
場所/4階視聴覚室、参加無料(定員約80名)
*講演会当日は福岡ミュージアムウィーク期間中のためコレクション展を無料でご覧いただけます。

講演会②
「独立美術協会と福岡県、そして九州」
創立メンバーの児島善三郎をはじめ、独立美術協会の作家たちは進取の表現を目指し、戦前戦後の日本の近代洋画を開拓しました。それと同時に郷里の美術振興にも大きな足跡を残し、さらに地域を超えた画家仲間のネットワークが豊かな芸術文化の基盤を育てていきました。福岡県と九州の独立の作家たちのエネルギッシュな行動を追ってみます。
日時/2016年7月9日(土) 14:00~15:30
講師/西本匡伸(当館副館長)
場所/4階視聴覚室、参加無料(定員約80名)

アクロス文化学び塾による講演会  「児島善三郎と独立美術協会」へのいざない
日時/2016年6月11日(土) 14:00~15:30
講師/高山百合
場所/アクロス福岡2階セミナー室2(福岡市中央区天神1-1-1)
受講料/500円
お申し込み・お問合せは、アクロス福岡(092-725-9100)まで。
http://www.acros.or.jp/r_culture/event02.php

学芸員によるギャラリートーク
毎週土曜日14時より40分程度(5/14のみ13時30分開始)

夏休みワークショップ
7/26(火)~8/4(木) (ただし、8/1(月)の休館日を除く)
内容の詳細は決定しだいHP等で紹介します。
運営:平成28年度博物館実習生