福岡県立美術館
Fukuoka Prefectural Museum of Art
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寄贈記念展 野見山暁治

野見山暁治「言いたいことばかり」2006年 福岡県立美術館蔵

現在102歳で現役の洋画家・野見山暁治氏から、2020年、出身県である福岡県に37点の油彩画を寄贈いただきました。本展は、このことを記念し、その後の寄贈作品とともにご紹介するものです。

寄贈いただいた作品は、戦前期から、終戦直後、フランス滞在期、帰国後、以降2011年までの画業の流れを物語っています。そのなかでも今回の寄贈の約半数を占める90年代以降の大作の数々は、ものを対象に据えて描き続ける野見山が、ものから根源的な形象を取り出し、絵画のダイナミズムを生み出したまさに野見山芸術の真骨頂ともいえる圧巻の作品群といえます。

本展は、特別出品として100歳を超えて制作された新作も含め総点数約60点(会期中一部展示替え有り)で構成します。本展開幕日には102歳の誕生日を迎える野見山は、今日に至るまで唯一無二の表現の境地を絶えず切り開いています。
野見山の世界観をぜひ会場でご覧ください。

野見山暁治(1920-)
1920年福岡県嘉穂郡穂波村(現・飯塚市)生まれ。1938年東京美術大学に入学。南薫造教室に入る。1943年戦争のため半年の繰り上げ卒業を余儀なくされ、満州(現・中国東北部)牡丹江省に出兵。病により帰国し、傷痍軍人福岡療養所にて終戦を迎える。戦後福岡市内の実家で画業を再開。再び上京し1948年自由美術家協会展で協会賞受賞。1952年から1964年まで渡仏。1958年第2回安井賞を受賞する。1968年から母校・東京藝術大学で教鞭をとる。文筆にも優れた才能を発揮し、1978年には『四百字のデッサン』で第26回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。1994年福岡県文化賞、2000年文化功労者に選出、2014年文化勲章受章。また、戦没画学生の作品を展示する無言館(長野県)の設立にも関わった。現在は、東京都練馬区のアトリエを拠点に、毎年夏の間は、福岡県糸島市のアトリエで制作活動を続けている。

■特別講演会
「野見山暁治の絵画世界─画面にみなぎるエネルギー」
講師:中村節子(一般財団法人野見山暁治財団評議員)
日時:2022年12月17日(土)14:00から1時間半程度
場所:当館4階視聴覚室 参加費無料(要予約)
ご予約は、当学芸課へ電話、Faxまたはメールにて、
必要事項(①お名前、②参加人数、③ご連絡先)をご連絡ください。

■講演会
「野見山暁治の見たものとは─当館コレクションを通して」
講師:岡部るい(福岡県立美術館学芸員、本展担当)
日時:2023年1月14日(土)14:00から1時間半程度
場所:当館4階視聴覚室 参加費無料(予約不要先着順)

■講演会
「野見山暁治と福岡と」
講師:西本匡伸(福岡県立美術館学芸課長)
日時:2023年2月5日(日)14:00から1時間半程度
場所:当館4階視聴覚室 参加費無料(予約不要先着順)

■グッズ情報

 展覧会限定グッズ販売中!

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