1月13日(月・祝)は開館、1月14日(火)は休館
年末年始(12月28日~1月4日)は休館
(入館、入場は17:30まで)
*65歳以上は350円
( )内は20名以上の団体料金
*以下の方々は無料/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者/教職員が引率する小・中・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の児童生徒及びその引率者/土曜日来場の高校生以下の方
主催/福岡県立美術館
特別協力/中村研一・琢二生家美術館、占部建設株式会社、タワー不動産株式会社
協力/宗像市
中村研一(1895-1967)と中村琢二(1897-1988)は、いずれも日本の洋画に大きな足跡を残した宗像出身の画家兄弟です。出身は同じでも、早熟の天才型の研一に対し、大器晩成型の琢二、さらには、正確なデッサンと線に基づき、光と影のコントラストを明確に表現することにたけた研一に対して、透明感のあるみずみずしい色彩でやわらかな描写を魅力とする琢二というように、生まれもった性格や作風には大きな違いがあり、それが二人の個性を際立たせています。
久しぶりの二人展としてこのたび開催する本展は、近年発見された中村研一の滞欧期の初公開作品を中心に、その他の初公開作品も多数まじえて、彼らの画業の魅力に迫ります。また、近年の中村研一と中村琢二の画業の顕彰の背景には、地元である宗像市や古賀市の有志による、長きにわたる作品収集と公開の歴史があり、本展では、それらのコレクターの活動にもスポットを当てます。本展を通じて、地域文化の誇りとして愛されてきた、宗像が生んだ二つの巨星、中村研一と中村琢二の絵画を存分に味わっていただけましたら幸いです。
*【関連イベント】担当学芸員によるギャラリートーク
2024年12月21日(土)、2025年1月21日(土)、2月1日(土)のいずれも14時~30分程度
開催場所/福岡県立美術館4階展示室内、参加無料(要観覧券)、予約不要
本展担当学芸員の高山百合が展覧会や作品についてお話いたします。