前期:4/2(火)~5/19(日)、後期:5/21(火)~6/30(日)
(祝休日の場合はその翌平日)
(入場は17:30まで)
福岡県立美術館のコレクションを多彩にご紹介します。
現在、西日本新聞紙上で掲載中のコラム「新聞美術館」で、当館所蔵の作品を毎回1点ご紹介しています。令和4(2022)年11月から始まってすでに30回を超えました。今年度のコレクション展は、この「新聞美術館」に登場した作品を、掲載された解説文とともに展示いたします。掲載作品を生み出す契機となった作品や、その後の展開を示す作品、あるいは関連する他の作家の作品なども展示し、作家や作品をより深く味わっていただけることと思います。
第Ⅰ期では、坂本繁二郎や井上三綱、中村琢二、梅崎雲嶺、山喜多二郎太など約25作家の約40点を展示します(会期中に展示替えがあります)。
併せて第Ⅰ期では、紙塑人形で重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定され、歌人としても秀でた工芸作家・鹿児島寿蔵(1898-1982)を小特集として取り上げます。同時期に当館3階で「鹿児島睦 まいにち」展(4/24-6/23)を開催しますが、鹿児島寿蔵は陶芸家・鹿児島睦の大叔父にあたります。今回の小特集では、紙塑人形のほか、短歌書や陶芸作品などを展示します。鹿児島寿蔵と鹿児島睦。時を超えて響き合うふたりの美をぜひご鑑賞ください。
(「鹿児島睦 まいにち」展の観覧には別途観覧料が必要です。)
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