(祝休日の場合はその翌平日)
(入場は17:30まで)
福岡県立美術館のコレクションを多彩にご紹介します。
現在、西日本新聞紙上で掲載中のコラム「新聞美術館」で、当館所蔵の作品を毎回1点ご紹介しています。令和4(2022)年11月から始まってすでに30回を超えました。今年度のコレクション展は、この「新聞美術館」に登場した作品を、掲載された解説文とともに展示いたします。掲載作品を生み出す契機となった作品や、その後の展開を示す作品、あるいは関連する他の作家の作品なども展示し、作家や作品をより深く味わっていただけることと思います。
第Ⅱ期では、坂本繁二郎や髙島野十郎、野見山暁治のほか、新たに日本画の川辺御楯や冨田溪仙、上田宇三郎、洋画の藤田吉香などが加わり、約25作家の約40点を展示します。
併せて、第Ⅱ期では、九州各地の古陶磁のコレクターであった久我五千男(くが・いちお、1911-84)について、260年前の江戸時代に、今の糟屋郡須恵町で生産され始めた磁器「須恵焼」にスポットを当てながら小特集として取り上げます。
須恵焼の柔和な味わいとともに、コレクションに傾けた久我の情熱をご覧ください。
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