2014年10月8日(水)
1 日時 平成26年10月18日(土) 13:00~16:00(予定)
2 場所 福岡県立美術館 会議室(参加多数の場合変更有り)
3 参加対象
福岡県の学校に勤務する図画工作・美術科の先生が対象です。
<申し込みは平成26年10月16日(木)で締め切りました。>
4 日程
12:30~13:00
受付:13:00~16:00
***************************************
テーマ『子どもたちとアートをつなぐ』
“子どもたちを本物の美術作品と出会わせたい。” これは図工や美術にかかわる先生方が常に思っておられることではないでしょうか。今回は、「子どもたちとアートをつなぐ」取り組みに視点を当て、福岡県立美術館が提供している学校向け鑑賞体験「スクールミュージアム事業」や、各地区の先生が取り組んでいる「子どもたちとアートとの出会い」の実践を報告します。さらに恒例の交流タイムでも、子どもたちとアートの出会いについて参加者全員で交流したいと思います。
当日は、上記の他、展覧会観覧も予定しています(教職員の方は教職員互助会「文化施設利用補助券」をご活用ください。)。
報告① 「子どもとアートの出会い」スクールミュージアム事業の新たな試み
(報告者:福岡県 立美術館 普及課)
報告② 「学校美術館プロジェクト」(報告者 みやま市立山川中学校 弥永隆広 先生)
報告③ 「美術館へ行こう」清力美術館との連携事業
(報告者 大川市立大川東中 友野美保子先生、大川市立三又中学校 徳安実加先生)
*********************************************************
5 けんびスクールネット 今後の予定
第5回 11月15日(土) テーマ「彫刻」(仮)
第6回 1月17日(土) 美術館を活用した鑑賞活動ワークショップ(仮)
6 連絡・問い合わせ
福岡県立美術館 普及課 (担当:井本)
〒810-0001 福岡市中央区天神5丁目2-1
℡092-715-3551 Fax092-715-3552
E-mail:fpart-f@lime.ocn.ne.jp (普及課アドレス)
2014年10月3日(金)
現在、県立美術館では美術団体や個人など一般のみなさまに展示室をお貸ししています。
(3階3号展示室)
油絵のサムホールサイズ(227×158mm)の公募展。審査員は洋画家の野見山暁治氏です。
(1階彫刻展示室、3階1・2・4号展示室)
高等学校芸術文化連盟(高文連)主催の福岡地区加盟校の美術部、書道部員の作品展。県大会では規格の面で出品できない作品などに大きな光をあてる展覧会です。
2014年9月26日(金)
「新しいとっぷらいとはまだ出ないんですか?」とうれしくも心苦しいお問い合せをちらほらといただいておりましたが、お待たせいたしました、「とっぷらいと 99号」ができました。
今回もコレクションの紹介やアーティスト・インタビュー、そして間もなく開催される「とっとっと? きおく×キロク=」と「草月流 秘蔵コレクション展」についての記事など盛りだくさんではありますが、なにより目を惹くのがモノクロームの表紙写真。写真家 櫻木雅美さんの作品です。
この99号から2年間、櫻木さんの写真とともに「とっぷらいと」をお届けすることになりました。見かけたら、どうぞ手に取ってみてください。(竹口)
「とっぷらいと 99号」目次
コレクション通信:松田諦晶「櫨紅葉(音羽護国寺)」
アートの質問:彫刻家 真島明子さん
展覧会紹介(1):福岡県立美術館所蔵品巡回展(会場:コスメイト行橋)
展覧会紹介(2):「草月流 秘蔵コレクション展」
展覧会紹介(3):「とっとっと? きおく×キロク=」
表紙・裏表紙写真 櫻木雅美
デザイン:毛利清隆
2014年9月17日(水)
「とっとっと? きおく×キロク=」ではさまざまなイベントを展覧会の第3部として位置付けて実施します。
すべておススメですが、まずはこれをおススメ。
展覧会が10月4日にオープンして、オープニングトークが14:00からあって、その次の日、10月5日に日比野克彦さんが来館。今から20年前の1984年に東京藝術大学終了制作としてつくられた作品《ONE NIGHT A DAY》を「とっとっと?」展会場で公開設置してもらいます!
じつは当館は、日比野さんの《「日本文化デザイン会議’94福岡」シンボルオブジェ》(1994年)という作品を収蔵しています。
この作品がなんと《ONE NIGHT A DAY》の一部のパーツを使って再構成されたものなのです。さて、上下の写真と見比べてどこがどう使われているか、分かりますか? そういう縁もあって、今回の特別出品、公開設置が可能となりました。
どんなイベントになるのかは皆目見当つきませんが、ワクワクする時間になることは間違いありません。開始時間が閉館間際の遅い時間ではありますが、みなさん、どうぞ楽しみにいらしてください。(竹口)
「とっとっと? きおく×キロク=」第3部(イベント):
10月5日(日) 17:20~ 日比野克彦《 ONE NIGHT A DAY 》公開設置
日比野さんが今から20年前に東京藝術大学大学院の終了制作としてつくった作品《ONE NIGHT A DAY》を、作家自ら展覧会場で組み上げていきます。
場所:4階展覧会場にて
参加無料(展覧会チケットが必要です)
2014年9月15日(月)
ケンビでは現在県展が開催中ですが、今年は県展開催 第70回を記念して過去の県展図録を一部セール価格で販売しています。
在庫品のみの販売ですが価格は100円~1000円で好評販売中です。
「懐かしい!」、「引越しの際になくしてしまった」など、それぞれの図録や県展にまつわるエピソードやヒストリーをお話されながらご購入されいくお客様の姿を見て、あらためて県展が長い歴史を重ねていること、そして本当にたくさんの方が県展を支えてくださっていることをしみじみ感じました。
図録のバックナンバーの販売は、県展開催期間中 3階展覧会場前で行っています。過去の県展ポスターが目印です!
皆様のご来場をお待ちしています。 (普及課 y.s)
2014年9月13日(土)
10月4日からはじまる展覧会「とっとっと? きおく×キロク=」では、当館の収蔵作品/作家のほかに地元作家6人がそれぞれの作品を出品します。
私たちの頭の中の記憶は整然と分類されている訳ではなく、すごく昔のものもついこの間のものも混ざり合い、ときには忘れていたはずの記憶がふとよみがえってきたり、自分の記憶かどうかも定かではないようなものが理屈抜きのリアリティを持つこともあります。逆に覚えているはずの記憶が抜け落ちたり、ある記憶と別の記憶とが脈絡もなく誤ってつながったり。でもだからこそ、生々しい。
その生々しさを、収蔵作品/作家と地元作家6人とのコラボレーションにより展示室のなかに醸しだせれば、と考えています。しかも決して重々しいだけではなく、軽やかさを忘れずに。(竹口)
泉山朗土
IZUMIYAMA Road
1974年 東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、現代美術作家 柳幸典に師事。 2004年recomemo workshop & studio設立。これまで日比野克彦、藤浩志、中ハシ克シゲ、小沢剛などの制作ドキュメントのほか環境設計プロジェクトの記録や企業・建築のプロモーション制作などを行っている。 Susan Norrieの全撮影を手掛けた”SHOT” Edinburgh International Festival 2009/ “TRANSIT 2011” YOKOHAMA TRIENNALE 2011に出展。2014年 福岡市赤煉瓦文化館にて「偶景 -incidents-」をPlan Co Zero「カラスとカササギ」のための習作として発表。
http://www.workshopstudio.net/
今岡昌子
IMAOKA Masako
神奈川県横浜市生まれ。2001年 コニカプラザ(東京)他にて写真展「Re・Birth~ガレキの隣のオンナたち」開催。同年 東京都写真美術館にて「明日のために-日本のドキュメンタリー写真家」参加。2002年 第2回さがみはら写真新人奨励賞、2007年 第23回東川賞新人賞受賞。2008年 九州へ移住。2011年 つなぎ美術館(熊本)、2012年 銀座ニコンサロン、2013年 ギャラリーおいし(福岡)にて個展「トポフィリア-九州力の原像へ」開催。
http://www.re-birth.net/
http://imaoka.exblog.jp/
酒井咲帆
SAKAI Sakiho
1981年 兵庫県生まれ。2006-09年 九州大学USI子どもプロジェクトに所属し、子どもの居場所づくりの研究に携わる。2009年 写真屋「ALBUS」を福岡市に立ち上げ、写真現像や家族撮影などを営みながらまちづくりに関わっている。2011年 水戸芸術館にて「クリテリオム81 酒井咲帆写真展 いつかいた場所」、2014年 太宰府天満宮宝物殿(福岡)にて「神さまはどこ? 酒井咲帆・前田景 写真展」開催。
寺江圭一朗
TERAE Keiichiro
1981年 広島生まれ。大分大学大学院修了後、2005-08年 共同アトリエ・3号倉庫(福岡)のメンバーになる。2008-10年 旧大賀APスタジオ(福岡市)を共同設立。2013年 +100P arts & studio(福岡市)を立ち上げる。2006年3号倉庫にて個展「カミサマ教」、2013年 ARCADE(沖縄)にて個展「空っぽの音 満ちた声 それから その真ん中」、2014年 千草ホテル(北九州市)にて個展「アートが なにかを たずねる」など開催。グループ展にも2012 年 釜山湾沿岸旅客ターミナルにて「2012 WATAGATA ARTS FESTIVAL 〝NET-CO〟」、2014年konya-gallery(福岡)にて「konya2023 New Yearʼs art mart – Treasure Ship」をはじめ多数参加。
http://www.terae.info/
http://plus100p.com/
菱川辰也
HISHIKAWA Tatsuya
1976年 大分県日田市生まれ。2007年 ギャラリーおいし(福岡)、2009年 art space tetra(福岡)にて個展開催。2013年 art space tetraにてグループ展「部屋を飾る/絵画・写真」に参加。
森田加奈子
MORITA Kanako
1979年 香川県生まれ。九州造形短期大学卒業後、2003-05年 共同アトリエ・3号倉庫(福岡)のメンバーになる。2004年 3号倉庫にて「消えない風景」、2013年 ギャラリー58(東京)にて「遠くて近い」、2014年「新世代への視点2014」に選出され、ギャラリー58にて「柔らかい日」など個展多数。グループ展も2012年カフェビョルナダ/釜山湾沿岸旅客ターミナルにて「2012 WATAGATA ARTS FESTIVAL〝NET-CO〟」、2014年 福岡市美術館にて「“直感”のジオラマ~九州・沖縄アーティストファイル断章」など多数参加。
2014年9月11日(木)
1 日時 平成26年9月20日(土) 13:30~16:30
2 場所 福岡県立美術館 会議室
3 参加について
福岡県の学校に勤務する図画工作・美術科の先生が対象です。
<第3回の申し込みは平成26年9月18日(木)で締め切りました。>
4 流れ
13:00~13:30 受付
13:30~16:30
***********************************************************************
話題「教師が知っておきたい『デザインの現場』」
ゲスト 久保紀子 先生
(グラフィックデザイナー、公益社団法人福岡県美術協会理事、同デザイン部会委員長)
**************************************************************
小中学校の図工・美術は、専門家を育てるための時間ではありませんが、子どもたちの中には、授業を通して将来専門的な道に進みたいと感じてくれる子が多いのも事実です。なかでも「将来はデザイナーになりたい」という児童生徒は多いのではないでしょうか。
図工・美術の先生は、学校の中では、美術の専門家として進路指導の上でも助言を求められることが多いと思います。「デザイナー」とは、実際にどんな仕事なのか?デザイナーといってもいろいろあるのでは?実際にどうやったらなれるの?など、デザイナーに興味を持った子どもたちの参考になる「デザインの現場」についてのお話を現在福岡で御活躍中のグラフィックデザイナーの久保紀子先生にお伺いします。
当日は、話題についての交流タイムの他、展覧会観覧も予定しています(教職員の方は教職員互助会「文化施設利用補助券」を御活用ください。)。
【写真は「第2回けんびスクールネット」の講話の様子】
5 連絡・問い合わせ
福岡県立美術館 普及課 (担当:井本)
〒810-0001 福岡市中央区天神5丁目2-1
℡092-715-3551 Fax092-715-3552
E-mail:fpart-f@lime.ocn.ne.jp (普及課アドレス)
2014年9月2日(火)
8ヶ月間の耐震補強工事による休館を経ていよいよケンビが再始動しました。9月2日(火)から第70回福岡県美術展覧会(県展)が開催中です。県展も今年で70回という本当に長い歴史を重ねてきました。今年は70回を記念して全部門に「第70回記念賞」が特設されています。
9月2日(火)~9月7日(日)までの第1期は県展書部門の入選・入賞作品と会員作品を展示しています。書部門は今年は久しぶりに前年を上回る出品があり、県知事賞をはじめそれぞれ見ごたえのあるすばらしい力作ぞろいです。第1期最終日の9月7日(日)の午後2時からは、審査員(県内)による入選・入所作品の合評会(講評)を実施します。出品されたみなさまも書に興味のあるお客様もぜひご参加ください。(Y.S)