【江上茂雄展】祝!4,000人
江上茂雄展は本日いよいよ最終日となりました。
その前日に、入場者が4,000人を超え、ちょっとしたお祝い。4,000人目のその方には本展図録を差し上げ、じつはちょうどギャラリートーク中だったのですが中断し、トーク参加者と一緒に記念撮影を撮ったり。皆さん初対面とは思えぬいい笑顔。江上茂雄さんの懐深さのおかげですね(とはいえ、茂雄さんの写真が隠れてしまっているのはご愛嬌…)
さて、今日1日、どんな顔に会うことができるのでしょうか。(竹口)
【江上茂雄展】創作ワークショップおわりました
「なにをどんなふうに使ってもかまいません。思い思いの風景を描いてみてください」
10月27日に行ったワークショップ「わたしのなかの風景をつくろう」。講師の草野貴世さんの誘いに最初はおそるおそるだった参加者も、画材となる赤い土の懐深さになじんでいくにしたがいどんどん筆が進み(いきおい余って手形まで!)、味わい風景の数々が生まれました。
江上茂雄さんがどんなふうに絵を描いているのか想像しながらの創作。気づけばどれもこれもなんだか江上さん風(ただし写真の画伯はオリジナリティ満点!)。最後は特製の額に入れて、参加者もとてもうれしそう。
できた作品は会場横の廊下に展示しています。江上展とあわせてお楽しみください。(竹口)
【江上茂雄展】詩の朗読会おわりました
美術と言葉、絵と詩はもっと仲良くなれるにちがいない。
そんな想いからケンビではたびたび詩の朗読会を行ってきました。それも展示室の中、作品の横で。
今回朗読してくださったのは詩人の浦歌無子さん、松本秀文さん。それぞれ江上茂雄さんの絵から受けたインスピレーションをもとに詩を書き下ろしてくださいました。
どれもこれも印象深く、彼/彼女の詩の世界が江上さんの絵の世界と混ざり合い、どこともしれない深みへと連れ去られる、そんな40分間でした。
そして当日たまたま来てくださった同じく詩人の平地智さん。当然のように飛び入り参加を促され、最後は浦さん、松本さんに見つめられながらのトリをつとめてくださいました(笑 (竹口)
【江上茂雄展】親子のためのワークショップ、終わりました
「お母さんの膝の上で抱っこされてお話ししているような、そんな居心地のよい雰囲気をつくりたい」
先日行った親子のためのワークショップ「ねえお母さん、思い出の風景おしえてよ」。その企画運営を担っていた九州女子大学の学生たちが大切にしていたことです。
幼児教育を勉強している彼女たちが江上茂雄さんの絵を見て、どんなふうに感じてくれたのかもその言葉から分かります。
当日参加してくださったのは親子2組。いっしょに茂雄さんの絵を見て、お絵かきをして、そのうち公園に飛び出して、笑いあって、仲良くなって、バイバイ。
やさしく、あたたかな時間が流れていました。(竹口)
【江上茂雄展】演劇ワークショップおわりました
「あ~、ここは気持ちいいなあ!」
江上茂雄さんの絵の中に入り込んで、登場人物を演じてみたらどんなお芝居になるだろう。そんな演劇ワークショップが江上展の関連イベントとして行われました。
10月12日は吉柳佳代子さん(インプロ集団 MOSAïQUES)を、10月13日は池田美樹さん(劇団きらら)を講師にお迎えしての演劇ワークショップ。アートサポートふくおかさんの企画運営により実現しました。
池田さんはワークショップの最後にこんなことを言われていました。「大人になったら雑談ってあんまりしなくなるんですけど、今日がその大切さを実感してもらえる時間になっていたらうれしいです」。
美術も演劇も、きっと「雑談」。展示室の中で友だちと話したり、絵と話したり、いろんな「雑談」を楽しんでもらえればうれしいです。(竹口)
【江上茂雄展】画伯誕生
江上茂雄さんの絵は、見る人を「ああ、絵が描きたいなあ」という気持ちにかり立てるようです。
会場のなかでは日々かわいらしい「画伯」が誕生しています。
現在開催中の「郷土の美術をみる・しる・まなぶ 特別編 江上茂雄 風ノ影、絵ノ奥ノ光」はこんな気さくな雰囲気。一人でも二人でもご家族とでも、どうぞ自由な時間をお過ごしください。(竹口)